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症例ブログ
実際の症例をご紹介しています
病院で異常なしと言われた症状、慢性的なお悩み、原因不明の不調などの症例をご紹介しています。


【症例017】20代女性 股関節痛の原因は股関節だけではありませんでした
「股関節が痛くて、なんとかしてください。」 20代の女性が、左股関節の痛みを訴えて来院されました。 詳しくお話を伺うと、以前から少し気になっていたものの、数日前から急に痛みが強くなったとのことでした。 特に痛むのは、脚を前に持ち上げる動作です。 一方で、脚を後ろへ動かす動作では痛みはありません。 さらに詳しく伺うと、 「腰とお尻の境目あたりが、ピンポイントで痛いんです。」 という特徴的なお話がありました。 股関節だけが原因なのか まず考えたのは、本当に股関節そのものが原因なのかということでした。 股関節の可動域を確認すると、関節自体の回旋運動には大きな異常はみられません。 骨盤の動きも、大きく崩れている印象はありませんでした。 一方で、全身を評価すると、 左側の腸腰筋周囲の緊張 左腸肋筋の膨隆 左下腿から骨盤へ続く筋膜の緊張 胸郭や横隔膜の硬さ 頸部から頭蓋にかけての緊張 など、いくつか特徴的な所見が確認されました。 さらに問診を進めると、過去に左膝の脱臼を経験されていたことも分かりました。 身体は過去のケガを忘れません。 膝の問題が長い年月をか


【症例016】10年間続く胸の激痛
― 治療家として学んだ“限界と役割” 先日、10年以上にわたり強い痛みに苦しんでいる女性が来院されました。 来院時、患者様は右胸の下を押さえながら、眉間に深いしわを寄せて入室されました。付き添いのご主人もご一緒です。 初回の問診では、これまで受診された病院、鍼灸院、整体院、漢方薬局、心療内科などの経過を詳細にまとめた資料を持参してくださいました。 「何とか原因を知りたい」 「なぜ痛み続けるのか知りたい」 そんな切実な思いが伝わってきました。 症状の特徴 患者様のお話では、痛みの中心は右胸郭の下部です。 その痛みは単なる局所の痛みではなく、 * 首から胸にかけての引きつれ * 呼吸時の違和感 * 顎周囲の緊張 * 全身の不快感 など、多くの症状を伴っていました。 各種検査では大きな異常は見つかっておらず、長年にわたり原因がはっきりしない状態が続いていました。 初回の評価 オステオパシーでは痛い場所だけを見ることはしません。 全身のつながりを評価しながら、身体全体のバランスを確認していきます。 検査の結果、 * 呼吸運動の左右差 * 頭蓋の微細な動き


【症例015】顔面神経麻痺とめまい
― 医療とオステオパシー、それぞれの役割を学んだ症例 ― 来院時の状態 ある日曜日、知人の方から急なご相談をいただきました。 症状は、 ・顔面神経麻痺・歩行時のふらつき・バランスが取りにくい・左耳周囲や首の違和感 でした。 すでに内科・耳鼻科を受診され、MRI検査も実施済みで、脳梗塞など緊急性の高い疾患は否定されていました。 来院時には左眼が十分に開かず、口元にも左右差がみられました。また歩行時の不安定さもあり、ご本人も大きな不安を抱えている様子でした。 初回の評価 まず全身の状態を丁寧に評価しました。 下肢の筋膜の緊張、呼吸の左右差、腹部の緊張、頭蓋や頸部の動きなどを確認したところ、 ・左下肢の緊張・上腹部の強い緊張・後頭部から頸椎周囲の制限・側頭骨周囲の緊張 などが認められました。 そこで、 ・後頭部と頸椎周囲の緊張緩和・頭蓋周囲の循環への配慮・横隔膜や自律神経系へのアプローチ・全身の緊張を和らげる施術 を中心に行いました。 施術後には、 ・左眼の開きの変化・歩行の安定感の向上・呼吸のしやすさ・表情や顔色の変化 などがみられました。 その後の


【症例014】お尻が痛い
― 骨盤ではなく腹部の緊張が関係していた症例 ― 立ったり座ったりするとき、お尻の奥が痛かったり、違和感を感じたりすることはありませんか? 今回ご紹介するのは、右のお尻の奥の痛みと違和感を主訴に来院された50代女性の症例です。 患者様は現在、肉体労働を伴うパートのお仕事をされており、日常的に身体を酷使されていました。 まずは全体を観察する オステオパシーでは、痛みのある場所だけを見るのではなく、まず身体全体を観察します。 立った姿勢を確認すると、お腹が前方へ突出していました。 さらに骨盤は全体的に後方へ回旋し、横から見ると膝関節もわずかに曲がっています。 骨盤の動きを評価すると、右側に問題があることが分かりました。 経験が浅い頃は、患者様が「お尻が痛い」と言えば、その周辺の筋肉や関節にばかり目が向いてしまうことがありました。 しかし、その場所だけをマッサージしたり押したりしても、本当の原因にたどり着けないことがあります。 大切なのは、 ・身体全体を観察すること・どこに身体が引かれているのかを感じ取ること・全身を丁寧に評価すること です。...


【症例013】シンスプリントの本当の原因
― スネの痛みの背景にあった呼吸と身体のバランス― 高校生のサッカー選手が来院されました。 「スネが痛くてサッカーができません」 というのが主訴でした。 彼は本気でサッカーに取り組んでおり、ほぼ毎日学校で練習をしています。将来はプロを目指しているとのことでした。 同伴されたお母様も息子さんの才能を信じており、親子で目標に向かって努力されている様子が伝わってきました。 サッカーは非常に激しいスポーツです。 一試合で10km近く走り、急激なストップとダッシュを繰り返します。さらにボールを蹴る際には足へ大きな負担がかかります。 今回の患者様は、数か月前からスネの痛みが続き、思うように練習ができなくなっていました。 整形外科ではシンスプリントと診断され、 「しばらく練習を控えるように」 と説明を受けたそうですが、積極的な治療は行われていませんでした。 問診を続けると、スネが痛くなる前に腰痛があり、その時も一時的に練習ができなくなっていたことが分かりました。 さらに病歴を確認すると、 ・小児喘息で通院歴がある・現在でも時々呼吸が苦しくなることがある とのこ


【症例012】脚が上がらない
原因がわからない歩行障害 70代の女性が来院されました。 歩行はできるものの、小刻みでゆっくりとした歩き方になっており、ご本人も「脚が上がらない」と悩まれていました。 これまで複数の病院を受診され、 「パーキンソン病ではないか」 「水頭症ではないか」 という可能性も含めて検査を受けたそうですが、結果としてはどちらも否定され、「これ以上できることはない」と説明を受けていたとのことでした。 また、約2年前に右股関節の手術を受けており、ご本人はその頃から歩きにくさが始まったように感じていると話されていました。 施術を続ける中で感じた違和感 数回にわたり身体全体を評価しながら施術を行いました。 歩行や股関節周囲の状態だけでなく、呼吸や胸郭の動き、全身のバランスも確認しながら施術を進めましたが、期待するほどの変化は見られませんでした。 このような時、私はいつも考えます。 「本当に今の見立てで良いのだろうか」 長年臨床を続けていますが、施術者が持つ仮説が常に正しいとは限りません。 むしろ、思ったような変化が出ない時こそ、別の視点が必要になることがあります。


【症例011】三叉神経痛のその後
久しぶりの再会 以前、三叉神経痛で来院されていた患者様が久しぶりに来院されました。 きっかけは奥様からの勧めでした。 奥様は以前、止まらない咳と尿漏れのお悩みで来院された際、 「主人はその後、痛み止めを全く飲まなくなりました。本当に喜んでいます。」 と報告してくださいました。 私自身、この患者様の症例は非常に印象深く、多くの学びを与えていただいたケースでした。 そのため、 「お時間が取れたら一度お顔を見せてください」 とお伝えしていました。 今回、その約束を果たすように元気な姿を見せてくださいました。 現在の状態について お話を伺うと、 「前回の治療後から徐々に改善し、以前の生活に戻ることができました」 とのことでした。 また、痛み止めも飲まなくなり、日常生活に大きな支障なく過ごされているそうです。 ただ、最近の台風の時に左眼の奥が一瞬ピリッとした感覚があったとのこと。 強い痛みではなく、短時間で消失したそうですが、ご本人としては少し気になったようです。 三叉神経痛を経験された方にとっては、わずかな違和感でも不安につながることがあります。...


【症例010】膝の痛みの奥にあった身体の緊張
2回目の施術で見えてきた、身体が整っていく流れ 67歳女性の患者様。 左膝の内側の痛みを主訴に、遠方より来院されています。 初回の施術後、「かなり楽だった」とのお話をいただいていましたが、今回は2回目の施術です。 朝一番の予約時間。 患者様は前回よりも表情が明るく、元気な様子で入室されました。 「その後いかがでしたか?」と伺うと、 「膝はほとんど痛くなくなっていました。ただ、ここ2〜3日だけ少し気になりました」 とのこと。 さらに詳しくお聞きすると、痛む場所は初回に確認していた“あの一点”であり、痛みの程度もかなり軽減しているとのことでした。 こうした変化は、身体が少しずつ新しいバランスを覚え始めている時によく見られます。 また今回は、 * 左肘の軽い痛み * 不安が強い時の胸の違和感 についてもお話しくださいました。 ⸻ 身体は「部分」ではなく、全体でつながっている 視診では、初回に見られた僧帽筋の強い緊張がかなり改善していました。 また、円背気味だった背中も自然に起き上がり、身体全体の軸が整い始めている印象です。 ただし、立位の軸線はまだやや


【症例009】緑内障と側弯症
“目だけを見ない”というオステオパシーの視点 本日、緑内障でお悩みの患者様からお問い合わせをいただきました。 50代女性の方で、病院で継続的に治療を受けているものの、不安が続いているとのことでした。 お話を伺う中で、とても印象的だったのが、 「11歳の頃から突発性側弯症がある」という背景でした。 緑内障というと、“目の病気”という印象が強いかもしれません。 もちろん眼科での治療は非常に重要ですし、点眼や定期検査は欠かせません。 その上で、オステオパシーでは 「なぜ視神経に負担がかかりやすい状態になっているのか」 という身体全体のつながりを考えていきます。 特に今回のように、長年の側弯症がある場合は、 * 胸郭のねじれ * 横隔膜の左右差 * 頸部や頭蓋への緊張 * 静脈やリンパの循環 などが、長い年月をかけて身体に影響している可能性があります。 緑内障に対して、オステオパシーで「治る」と断定することはできません。 しかし、 * 呼吸のしやすさ * 頭頸部の循環 * 自律神経の緊張 * 視神経周囲への負担 こうした部分を丁寧に整えることで、...
2026年5月現在
頭蓋
オステオパシー
(神経系)
下記症状をクリックすると同内容のブログに飛びます。
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便 秘・下 痢
当てはまりましたか?
上記の他、このような症状の方が来院して効果を実感されています
• 目眩
• 顎関節症
• 原因のわからない体調不良
• 慢性的な肩こり
• 頻発する頭痛
• 慢性的に頭が重い
• 慢性的(何十年も前から)腰痛
自然治癒力を味方にし、痛みを局所的に捉えずカラダ全体から解決します
当院を訪れる患者様の主な症状 トップ5
• 膝を曲げると痛い、正座ができない
• 捻挫の後遺症
• 疲労しやすい
• 便秘、下痢が起こりやすい
• 臀部やふとももの裏に重くだるい痛みがある
• 足の痛み(足首やかかと等)
• 手のしびれ
• 手首、肘の痛み












