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【症例014】お尻が痛い
― 骨盤ではなく腹部の緊張が関係していた症例 ― 立ったり座ったりするとき、お尻の奥が痛かったり、違和感を感じたりすることはありませんか? 今回ご紹介するのは、右のお尻の奥の痛みと違和感を主訴に来院された50代女性の症例です。 患者様は現在、肉体労働を伴うパートのお仕事をされており、日常的に身体を酷使されていました。 まずは全体を観察する オステオパシーでは、痛みのある場所だけを見るのではなく、まず身体全体を観察します。 立った姿勢を確認すると、お腹が前方へ突出していました。 さらに骨盤は全体的に後方へ回旋し、横から見ると膝関節もわずかに曲がっています。 骨盤の動きを評価すると、右側に問題があることが分かりました。 経験が浅い頃は、患者様が「お尻が痛い」と言えば、その周辺の筋肉や関節にばかり目が向いてしまうことがありました。 しかし、その場所だけをマッサージしたり押したりしても、本当の原因にたどり着けないことがあります。 大切なのは、 ・身体全体を観察すること・どこに身体が引かれているのかを感じ取ること・全身を丁寧に評価すること です。...

丸山稔一
14 時間前読了時間: 3分


【症例003】生理のたびの頭痛と嘔吐
骨盤と頭蓋のつながりを考えたオステオパシー治療 生理のたびに強い頭痛と嘔吐を繰り返してしまう――。 今回来院された女性患者様は、その辛さを静かに訴えておられました。 以前は、生理の時期になると寝込むことも多く、吐いてしまうほどの頭痛に悩まされていたそうです。 初回の問診では、とにかく「頭痛が辛い」という印象が強く、まずは頭蓋へのアプローチを中心に施術を行いました。 しかし、2回目の来院時にゆっくりお話を整理していくと、患者様ご自身が細かく記録を取っておられたこともあり、 * 生理前 * 生理後 * 排卵時期 など、女性ホルモンの変化に伴って頭痛が出ていることが見えてきました。 そこで、「頭だけの問題ではない」と考え、骨盤や仙骨、横隔膜なども含めた全身のつながりを確認していきました。 ⸻ 骨盤と頭痛の関係を考える 施術を続ける中で感じたのは、骨盤内の緊張と頭蓋の硬さが連動していることでした。 特に、 * 子宮周囲の膜の緊張 * 骨盤底の硬さ * 仙骨周囲の制限 * 横隔膜や右季肋部の硬さ などが見られました。 オステオパシーでは、身体はそれぞれ独立

丸山稔一
5月28日読了時間: 3分
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