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【症例018】頻繁な脚の攣り動悸感の背景にあったもの

  • 執筆者の写真: 丸山稔一
    丸山稔一
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

「最近、脚が頻繁に攣って困っています。」

そんなお電話をいただいたのが、この患者様との最初の出会いでした。


お話を伺うと、脚の攣りだけではなく、

それ以前から動悸や不整脈のような感覚もあるとのことでした。

循環器内科をはじめ必要な検査は受けており、

大きな異常は見つかっていません。それでも症状は続いている。


だからこそ、身体全体のつながりという視点から

改めて丁寧に評価を行うことにしました。


初期の評価では、自律神経や呼吸、胸郭や横隔膜、頭蓋といった

中枢寄りの調整を優先しました。

その結果、動悸感は徐々に落ち着いていきました。


一方で、脚の攣りは思うような改善を示しませんでした。

ここで治療の切り口を変える必要性を感じました。

再評価を進める中で見えてきたのは、

腰部から下肢へ続く神経や筋膜の緊張でした。

特に腰椎周囲の硬さや前屈時の可動域の低下、

左側へ偏る身体の使い方が印象的でした。

そこで中枢だけではなく、

末梢神経や下肢の連動にも着目して施術を進めていきました。


治療を重ねる中で、

・動悸感はほとんど感じなくなった

・脚の攣りは大きく減少した

・攣りそうな予感があっても実際には攣らなくなった


という変化がみられるようになりました。


先日の来院では、「この1か月は脚の攣りは出ませんでした。」

という嬉しいご報告をいただきました。

笑顔でお話しくださる姿がとても印象的でした。


その一方で、

今度は左腰の張りや違和感を感じることがあるとのことでした。

検査を進めると、左腰部の筋肉の緊張や身体の左右バランスの偏りがみられました。

脚の症状が落ち着いたことで、

これまで身体が隠していた別の課題が表面化してきた可能性も考えられます。


今回改めて感じたのは、

「症状がある場所が、必ずしも原因の場所とは限らない」ということです。


また、中枢神経系に重心を置きながらも、

末梢神経や筋膜、呼吸や循環といった身体全体のつながりを

丁寧にみていくことの大切さを、

この患者様から教えていただきました。

患者様お一人おひとりが、

毎回新しい学びを与えてくださいます。


これからも身体の声に耳を傾けながら、

丁寧な診断と施術を積み重ねていきたいと思います。


丸山オステオパシー治療院では、

症状だけを見るのではなく、

身体全体のつながりを大切にしながら評価と施術を行っています。


お困りの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

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