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【症例018】頻繁な脚の攣り動悸感の背景にあったもの
「最近、脚が頻繁に攣って困っています。」 そんなお電話をいただいたのが、この患者様との最初の出会いでした。 お話を伺うと、脚の攣りだけではなく、 それ以前から動悸や不整脈のような感覚もあるとのことでした。 循環器内科をはじめ必要な検査は受けており、 大きな異常は見つかっていません。それでも症状は続いている。 だからこそ、身体全体のつながりという視点から 改めて丁寧に評価を行うことにしました。 初期の評価では、自律神経や呼吸、胸郭や横隔膜、頭蓋といった 中枢寄りの調整を優先しました。 その結果、動悸感は徐々に落ち着いていきました。 一方で、脚の攣りは思うような改善を示しませんでした。 ここで治療の切り口を変える必要性を感じました。 再評価を進める中で見えてきたのは、 腰部から下肢へ続く神経や筋膜の緊張でした。 特に腰椎周囲の硬さや前屈時の可動域の低下、 左側へ偏る身体の使い方が印象的でした。 そこで中枢だけではなく、 末梢神経や下肢の連動にも着目して施術を進めていきました。 治療を重ねる中で、 ・動悸感はほとんど感じなくなった ・脚の攣りは大きく減

丸山稔一
3 日前読了時間: 3分


【症例005】足首の違和感の本当の原因
【足首の違和感】の原因は足ではなかった。頭部から始まっていた身体の連鎖 先日、40代後半の男性患者様が来院されました。 日本史の研究をされている、とても知的で穏やかな方です。 この患者様は3年前、右側の首と頭の境目の痛みを主訴に来院され、その後も定期的にメンテナンスで通われています。 今回の主訴は、 「右足首を回すと違和感がある」 というものでした。 実は以前にも同じ症状があり、その時は足部周囲の機能障害を調整することで改善していました。 しかし今回は、 「前回良くなったが、数日後にまた戻ってしまった」 とのこと。 この“戻る”という現象は、臨床ではとても重要です。 身体は時に、 「そこは本当の原因ではありませんよ」 と教えてくれることがあります。 そこで今回は、より慎重に全身を評価していきました。 視診では、上腹部がやや前に出ている印象がありました。 さらに検査を進めると、 * 右膝の押圧時の抵抗感 * 右大腿部のわずかな筋膜の硬さ * 回盲部や右結腸周辺の緊張 * 右胸郭と肋軟骨の硬さ * 右頚椎の機能障害 などが見えてきました。...

丸山稔一
5月28日読了時間: 3分
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